「ノンタンおよぐのだいすき」キヨノサチコ 作(出版:偕成社)
⌚この記事は1分で読めます #ノンタンあそぼうよシリーズ
この絵本は、迷子の亀の親を探しに、海を冒険する物語です。
起承転結がとても分かりやすく、手に汗握るようなシーンも盛り込まれていて、32ページと短いのに見どころ満載の絵本です。
- 本のあらすじや対象年齢が分かる
- 実際の子供の反応を紹介
- 実感した絵本の効果を紹介
ハラハラドキドキ大冒険の絵本「ノンタンおよぐのだいすき」について、以下の点を紹介します。
絵本の基本情報
対象年齢・レビュー
ページ数:32ページ
*対象年齢:1~4歳
*文字数:普通
おすすめ度:
テンポの良さ:
*対象年齢、★は当サイト独自の考えです。
*文字数は本サイトの対象年齢と比較したものです。
ノンタンシリーズ絵本全36作品のうちの1つで、ダブルミリオンセラーです。
初めて聞くような特徴的なオノマトペが楽しく、リズミカルなので、とても読みやすい絵本です。
あらすじ
迷子の亀を見つけたノンタンたち。
子亀のお母さんを探して、カニやタコなどの海の生き物にお母さんの行方を聞きますが、分かりません。
ノンタンが魚にお母さんの行方を聞いてみると…大変!
「うっしっし。たべちゃうぞお!」
魚は人食い魚だったのです!
ノンタンたちは島まで必死に逃げました。でも、とうとう追い詰められて絶対絶命!
魚がノンタンたちにかぶりつこうとした、その時です。
「ガッツーン!ガリガリ」「いててて、はが かけた。」
「だれだい、わたしの おしりを むしるのは……。」
ノンタンたちが島だと思っていたものは、なんとカメさんのママでした!
迷子の亀さん、お母さんが見つかって良かったね♪
子供の反応・感想
魚が亀ママに噛みつくシーンは、何度読んでもドキドキで、娘は大興奮しながら聞いています。
オチが分かっていても、何度でも楽しめる絵本です。
読み方を少し変えて、「すごく悪いお魚」「ひょうきんなお魚」など、いろんなアレンジをして読むのも楽しいです。
途中で出てくる海の生き物たちも、特徴をよく表すオノマトペを使っているため、子供は生き物の特徴を簡単にとらえる事ができ、学習にもつながります。
タコは、「にゅらにゅら」
カニは、「かっちゃん、ちょきちょき」
他のオノマトペも、どれも特徴を捉えていて楽しいものばかりです。
海に行くと、娘が「海で迷子になったら大変!お魚さんに襲われちゃう!」と言います。
絵本を通じて、娘に「海で迷子にならないように」という意識が生まれたようです。
海で遊んでいる間、終始私にベッタリの娘でした。
実感した効果
- 人を助ける優しい子になる
- 海が大好きになる
💡 人を助ける優しい子になる
今回は珍しく、人助けをするヒーローのようなノンタンが描かれています。
ノンタンは、小さい子が自身を重ねて共感できる絵本のため、子供も絵本を通じて人助けをしているかのような気持ちになります。
娘は、実際に泣いていたり、困っていたりする子がいると、誰よりも早く気づき、手を差し伸べるようになりました。
💡 海が大好きになる
前までは海を怖がって、あまり遊ばなかった娘でしたが、絵本を読むと、「とってんとってん、ばしゃばしゃ」と、絵本特有のオノマトペで水遊びをしています。
また、絵本のようにカメやタコを探して楽しく遊びまわる事ができました。
楽しく遊んでいても「海で迷子になると危ないよ」と、絵本で学んだ為、親を気にしながら、注意して遊べました。
まとめ
「ノンタンおよぐのだいすき」をまとめるとこんな絵本です。
- 1~4歳を対象にした絵本です。
- ノンタンたちが迷子のカメさんのママを探しに大冒険するお話。
- 絵本を読むとハラハラドキドキの世界に夢中になります。
ハラハラドキドキの冒険が32ページにまとめられていて、文字も多くないため、小さなお子さんでも冒険の世界に入り込むことができます。
夏、海に行く前に読んでみてはいかがでしょうか。
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*本記事はすべて、個人の感想とレビューです。