「ノンタンじどうしゃぶーぶー」キヨノサチコ 作(出版:偕成社)
⌚この記事は3分で読めます #赤ちゃん版ノンタンシリーズ
*本記事は全て著作権を順守しております。
この絵本は、ノンタンが赤い自動車で遊ぶお話です。
「ぶっぶー」のオノマトペが、単語の理解を促します。
車好きの息子が大好きな絵本です。
- 本のあらすじや対象年齢が分かる
- 実際の子供の反応を紹介
- 実感した絵本の効果を紹介
遊びの要素がたっぷりの絵本「ノンタンじどうしゃぶっぶー」について、以下の点を紹介します。
絵本の基本情報
対象年齢・レビュー
ページ数:24ページ
*対象年齢:0~2歳
*文字数:普通
おすすめ度:
テンポの良さ:
*対象年齢、★は当サイト独自の考えです。
*文字数は本サイトの対象年齢と比較したものです。
ノンタンシリーズ絵本全36作品のうちの1つです。
この絵本は、年齢ごとに違った楽しみ方ができるので、兄弟に読み聞かせを行うにもぴったりです。
あらすじ
「ノンタンのじどうしゃ あかいじどうしゃ。 ぶっぶー」
ノンタンが、大事な赤い車で遊んでいます。
赤い車は、ギザギザ走ったり、ぶつかったり、予想できない動きをします。
ぶっぶー!
最後は皆の車と競走!
「だれのじどうしゃ いちばんはやいかな? ぶっぶっぶー」
子供の反応・感想
0歳の息子は、「ぶっぶー」のオノマトペに大興奮の様子で、足をばたつかせています。
ページをめくる度、予測できない動きを見せる車に大喜びで、いそいそとページをめくっていました。
1歳頃の娘に読んであげた時は、「ぶっぶーぶっぶー!」と言いながら大興奮でした。
2歳の娘は、車の通った線を指でなぞって楽しんでいます。
「ギザギザ走ったら危ないよ~!」と言いながら、毎回楽しそうに読んでいます。
発音しやすいオノマトペなので、単語をため込んでいるお子さんにぴったりの絵本です。
ノンタンの仲間たちも、それぞれ自動車を持っています。
「どれが好きかな?」と娘に聞くと、赤い自動車を指さします。
赤ちゃんはコントラストの強い色が好きなので、ノンタンの赤い自動車に夢中になります。
「赤色」の他にも、「ギザギザ線」「なみなみ線」などの、赤ちゃんが好きな要素がふんだんに使われているためか、終始絵本にくぎ付けでした。
実感した効果
- 発語を促せる
- 集中力が高まる
💡 発語を促せる
赤ちゃんは、「ぶっぶー」や「ワンワン」などのオノマトペは、発語が早い傾向にあります。
その他にも、「ママ」「パパ」など好きなひとや、ものも、早くしゃべり始めます。
この絵本は、赤ちゃんの「好き」が詰まっていて、初めての発語に向いているオノマトペ「ぶっぶー」が多く入っているため、発語を促すのに最適です。
息子が絵本を見て、4番目の発語「ぶっぶー」が出ました。(9/15)
💡 集中力が高まる
絵本の中では、ジグザグ線や、ぐるぐる線を描きながら車が自由に走ります。
その線に、自然と子供の視線は集まり、「どこにいくのかな?」と想像しながら目で追いかけます。
特に0歳さんでは、追視(動くものを目で追いかける事)は難しく、集中力が必要になってきます。
また、追視などのトレーニングを行うことで、予測する力や、空間認知能力、力を調節する機能などを鍛えられます。
知育にぴったりですね。
まとめ
「ノンタンじどうしゃぶっぶー」をまとめるとこんな絵本です。
- 0~2歳を対象にした絵本です。
- ノンタンの赤い自動車が、あっちに行ったり、こっちに行ったりして、皆と競走します。
- 赤ちゃんの好きな要素が絵本にふんだんに盛り込まれていて、発語を促したり、集中力を高める効果を期待できる。
小さい子供の好きな要素がたくさん盛り込まれています。
年齢が上がるにつれ、絵本の楽しみ方も変わってくるので、そんなところを見てみるのも楽しいですね。
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*本記事はすべて、個人の感想とレビューです。